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IGFAルール

IGFAルールは世界で唯一、魚釣りと職漁の違いを明文化したものです。
スキッド&アシッドではその精神を尊重し、これをクラブの基礎ルールとして採用しています。

このルールをつくったIGFA(International Game Fish Association)とは、
1939年に設立された釣り団体で、フロリダに本部があります。
当初、ヘミングウェイらの発起人によりソルトビッグゲームから生まれたものですが、
今ではライトタックルゲームやフライフィッシングなど、
ソルトだけでなくフレッシュウォーターにも及ぶ釣りの指針づくりや啓蒙活動、
世界記録魚の認定、保存、公開などを行なっています。

非営利の姉妹組織にはJGFA(NPO法人日本ゲームフィッシュ協会)や、
JGFAにT&Rプログラムの手引きをされたAGFA(オーストラリア)、
JGFAとアングラー交流などもあるIGFAK(サウスコリア)などがあります。





IGFA(アングリング)ルール
(抜粋)

IGFAルールは、魚と1対1の勝負を宣言することで、魚釣りと職漁を分け、
ビッグワン狙いの公平性も狙ったものです


IGFAルールは、以下を使って魚をとることを魚釣りと定めています
ロッド
リール
ライン
フック


メインライン
モノフィラメント(ナイロンなど)
マルチフィラメント(PEなど)
レッドコアマルチフィラメント
金属ラインは使用不可



リーダー
メインライン強さ
リーダーとダブルラインの合計
リーダー材質
リーダー長さ
ダブルライン長さ
2〜20lb
6.1m以内
制限しない
4.57m以内
4.57m以内
20〜130lb
12.19m以内
9.14m以内
9.14m以内
リーダーシステムは、魚体や障害物にメインラインを切られないようにするため以外にも、ボートの場合は他人がリーダー部分を持ってアングラーのサポートをしてよいため、その長さを制限しています。


ロッド
ティップ長さ
(リールセンターからトップガイドまで)
バット長さ
(リールセンターからロッドエンドまで)
101.6cm以上
68.58cm以内


リール
電動リール、逆転機構のないリール、両手で同時に回せるリールは使用しない


釣り・ファイト
アングラーは他人の手を借りない
故意のファールフッキング(ひっかけ)をしない
ダブルライン(またはリーダー)がティップから出ていない状態では釣らない
ファイト中にアングラーの疲労を軽減したり、休息させることのできるジンバルは使用しない
(ロッドベルト、ウエストジンバルは使用可)
ほ乳動物の血、肉等をチャミング(ベイトも)しない


ランディング
ネット、ギャフの長さは2.44m以内
モリやヤスでランディングしない
ファイト中の魚をボートや道具で浅瀬に追い込まない
ボートでのランディング時には他人がリーダーを持ってアングラーのサポートをしてよい


一般事項
孵化場または禁漁区で釣った魚は記録の対象外
いかなる法律および規則に違反してはいけない


このようにIGFAルールは、漁網などに比べ、あえて効率の悪い方法で魚を獲ることを釣りとし、
さらに人間側のアドバンテージを制限して、魚の本能をできるだけ妨げないかたちでキャッチすることで、
釣り人同士ができるだけフェアにビッグワンを狙えるようにしたものです。

これらは漁と魚釣りの間に引かれた最初の一線として、
多獲主義を離れ、あなたの魚釣りそのものをさらに深めてくれるかもしれません。


さらに詳しくはJGFA訳(pdfファイル)をご覧ください。、 英文ネイティブ(pdfファイル)





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