山口組長からレポ到着!

2005年 銀山レポート
Photo&Text 東京 山口

こんばんわ、銀山レポート送ります。

5月3〜4日、恒例の銀山ツアーに行ってきました。
毎年、満水だったため、今回は少し早めの日程で減水の銀山湖(奥只見ダム)を楽しもうとしましたが、なんと19年ぶりの大雪のため、例年以上の残雪で、様々な変化がありました。こんな世界なんだなぁと感じていただければと思います。

4スト9.9psの和船で出船。

桟橋ははるか下の方、斜面ではなく湖面にはった氷上に積った雪の上で荷物を運ぶ。
なんと、今回は雪上車!ラッキーと思いきや、「きょうの朝で雪上車サービスは終了、午後は歩いて帰ってきてください」だって、鬼!

「帰りは歩き」と思っていたところに、おじさんが「モービル乗れるかい?」
「はい、オッケーです」ってことで借りちゃった。
楽ちん&すっげー楽しい!

ワカサギが浮いてない、全然いない!
少しでもあったかそうな雪の付いてない岸を探しながら移動。

早朝の桟橋、雪面の下は湖面に張った1m以上の氷。

風下には、氷は溜まる。
昼間の太陽はジリジリするほど、氷はどんどん解けて、ノープレッシャーエリアが広がる。「毎日が解禁日」だそうだ。

やっと、サカナ。
ウグイ!嬉しさがこみ上げている。初日はこれ1匹。

只見川本流、上流部、なぜかドブ臭い。

同行の田村夫妻。同じく苦戦。


二日目、最後の最後で出したイワナ。
金子の粘着力を久々に見た、ハンパじゃない。
(ちなみに私は力尽きて寝ていた)
サイズじゃない、まさにそんな1匹。

恒例の浮き桟橋昼寝。徹夜明けなので、みんな爆睡。

山に積った雪、地層がはっきり見える。
ところどころ黒いのが、昨年秋に堆積した落ち葉。
これが腐葉土となって臭うのだ、栄養が湖面に染み出している。

荷台にバッテリー。
さらにエレキを積んだソリをつなげて引っ張る。
つい先日、関東地方、Tシャツでも暑かった。しかしここ銀山では、朝は当然氷点下、ボートは凍る。
水位は満水まで15mほどと、特に問題なしだったが、残雪の量があまりに多い、そして水温が低い。
2日前は朝1度、当日は朝3度、昼でも4.5度と低水温。
ワカサギはまだ深い、フィッシュイーターも恐らく深い。
水温が上がらないと、表層ミノーイングでは厳しい状況だった。
しかし、来てみないとわからない、情報では今年は釣れてる!とのことだったが、ムーチングのエサ師はワカサギが捕れず「釣りにならねぇ」と嘆いていた。
あと2週間くらいがベストだろうか、ぜひチャレンジしてみたいものだ。

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